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2011年5月号

編集長インタビュー

身の丈よりちょっと背伸びして自ら成長を促す
今井博文氏 富士製薬工業(株)社長

医療費抑制に向けた国の政策を背景にジェネリック(後発)医薬品メーカーの成長が続く。一方、国内外の製薬大手の後発医薬品市場への参入も相次ぎ、資本・業務提携も活発化。一段と競争が激しくなるなか、富士製薬工業(本社東京・工場富山市・ジャスダック)は婦人科領域に特化した独自の経営戦略と品揃えで業績を伸ばしている。「ニッチのメジャー企業」から世界展開をにらんだ「GOOD TO GREAT」を掲げて、後発薬をベースに新薬と相互補完する事業モデルを進める同社の開発戦略について聞いた。

生々流転

堅い板金加工業に呉服屋仕込みの柔らか経営
岡田幸雄氏 コンチネンタル(株)社長

鉄工所の取締役工場長として朝から深夜まで意気揚々と働き、業績を飛躍的に拡大中だった。ところが、ある朝出勤してみると、オーナーの奥さんから「独立してください。社として協力しますから」と告げられた。親族経営の企業で、惜しまずに努力して経営貢献した「他人」の岡田の存在は、親族のポストを脅かす「出る杭」だったのだろう。岡田は申し入れを断りその塔で会社を辞めた。しかし、その辞任劇に不条理を感じていた従業員たちがいた。三カ月後、四人が岡田を慕って「一緒に仕事がしたい」と言ってきた。板金加工のコンチネンタルはこうして誕生した。

次代を拓くフロンティア

三協ワシメタル(株) 回転鋳物の技術で成長市場を狙う

人とことば 富山近代詩・藻塩草(5) 稗田菫平

流れを読む 日本はどうなるか 霞九朗

とやまの見え方 町工場の富山県人 千田 篤

陶遊つれづれ 韓国「辰砂草文面取壷」現代 折橋立庄

明治の謎の彫刻家 平坂芳文 百年ぶりに公開された木彫の名作「中大兄皇子」 魚津章夫

ムシできぬ虫 ミツバチ―働き蜂が突然消えた? 上村清

とやま食日記 千の風の香り 寺嶋圭吾

随想

満80歳を迎えて(5) 小橋恭一
東日本大震災(2) 橋本久義
ダニを愛した平内好子先生 田中英文

ひと回廊

陰影を楽しむ日本の心、組子に込めて世界へも (株)タニハタ社長 谷端信夫氏

中小企業の生き残り術 民事再生法による再生 勘坂剛正

今月のトピック

(有)清利商店 編機リユース一筋半世紀、再生技術を核に繊維のトータルピジネスヘ

情報ファイル

三協マテリアル・Mg合金で小径ピレットを連続鋳造技術/仏バイオ「ピバリス」、日本初の研究開発拠点を富山に/TOPU(トップ)バイオ研究所・県立大の研究成果を実用化へ/立山科学グループ・グループを15社に相織再編/富士化学工業・インドに駐在員事務所開設/ファインネクス・県中小企業経営モデル企業に/とやま発明賞・富山県発明協会・最高賞にジャンボコンテナ/北陸銀行・インドネシアの銀行と協定/富山第一銀行・ローソンとATM利用で提携/富山銀行・とやま事業サポートローン/富山信用金庫・顧客同士のビジネスマッチング/インテック・ラネクシーと統合ログ管理で協業/【オープン】ゴールドウインザ・ノースフェイス+金沢店/光岡自動車・中国北京と杭州にショールーム/とやま歩き遍路の会・四国霊場歩き遍路の魅力を語る/高岡市万葉歴史館特別企画展「家持の本棚」/【新刊・出版】「実務から字ぶコーポレート・ファイナンス」・北銀と富大が共同で出版/「早わかり図解知っておきたい!放射能と原子力」監修橋本久義、熊丸由布治/「とやまの歴史的まちなみ」・富山県教育委員会/【郷友人事抄】/【周年企業】平成23年6月に節目を迎える県内企業/ほか

ビジネスデータ

朝日日刷/富士製薬工業/太平/タイワ精機

写真 一ノ谷敏治

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